手元供養とは?種類・費用・選び方まとめ|自宅でできる新しい供養のかたち

「お墓が遠くてお参りが難しい」「故人をいつも身近に感じていたい」

もしあなたがそう感じているなら、手元供養という選択肢がその思いを叶えてくれるかもしれません。

手元供養とは、故人のご遺骨を自宅で保管・供養する新しい形です。従来の供養とは異なり、費用や管理の負担が少なく、何よりも故人とのつながりを深く感じられる点が注目を集めています。

この記事では、手元供養のメリット・デメリットから、ペンダントやミニ骨壷といった具体的な種類、費用、そして選び方のポイントまで、あなたが最適な供養方法を見つけるための情報をすべて解説します。

目次

手元供養とは?

手元供養とは、故人の遺骨や遺灰の一部を自宅や身近な場所で保管し、日常生活の中で供養する方法です。
墓じまいをした後や新しいお墓を建てない場合に選ばれることが多く、近年は 「お墓に縛られない供養の形」 として注目されています。

従来は「遺骨=お墓に納める」が一般的でしたが、ライフスタイルの変化により「自宅で故人を感じたい」「気軽に供養したい」というニーズが増加しています。


手元供養が選ばれる理由

  1. 身近に故人を感じられる
     毎日手を合わせたり、話しかけたりできる。
  2. 経済的負担が少ない
     墓地購入や維持費が不要。
  3. 自由なスタイルが可能
     仏壇に安置する以外に、リビングにインテリア風に置くケースも増加。

👉 高齢化や後継者不足で「墓じまい」が増える中、手元供養は新しい選択肢になっています。


手元供養の主な種類

骨壺タイプ

  • 小さな専用骨壺に遺骨を一部収め、自宅で供養する方法。
  • デザインは陶器・金属・ガラスなど多様。
  • 価格帯:5,000円〜30,000円

ペンダント・アクセサリータイプ

  • 遺骨や遺灰を納められる メモリアルペンダント・リング・ブレスレット
  • 常に身に付けられるため「故人を身近に感じられる」と人気。
  • 価格帯:10,000円〜50,000円

ミニ仏壇・オブジェタイプ

  • コンパクトサイズの仏壇や、リビングに合うモダン仏壇。
  • 写真立てやガラス製オブジェと一体型もある。
  • 価格帯:30,000円〜150,000円

分骨カプセル・キーホルダータイプ

  • 少量の遺骨を収納できるカプセルをキーホルダーとして持ち歩ける。
  • 災害時や外出時にも「一緒にいたい」という想いを実現。
  • 価格帯:3,000円〜15,000円

もし「お墓を持たない」選択肢をお探しなら…

手元供養と同じく、お墓を持たない新しい供養方法として注目されているのが海洋散骨です。 「海で眠りたい」「自然に還りたい」という思いがある方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

海洋散骨(シーセレモニー)


手元供養にかかる費用

手元供養にかかる費用は 3,000円〜15万円程度 と幅広いです。

  • 骨壺タイプ → 5,000〜30,000円
  • ペンダント/アクセサリータイプ → 10,000〜50,000円
  • ミニ仏壇タイプ → 30,000〜150,000円

👉 墓石や霊園の維持費に比べると、 手元供養は非常に経済的 といえます。


手元供養のメリット・デメリット

メリット

  • 故人を身近に感じられる
  • 費用が安く経済的
  • ライフスタイルに合わせた自由な供養が可能

デメリット

  • 親族の理解が得られないことがある
  • 将来的に遺骨の扱いをどうするか課題になる
  • 「自宅に遺骨を置くこと」に抵抗を感じる人もいる

👉 家族・親族との事前の話し合いが大切です。


手元供養の注意点

  1. 法律的な問題
     遺骨を分ける「分骨」は違法ではありません。ただし全て自宅保管する場合はトラブルになる可能性があるので注意。
  2. 将来の扱い
     将来的に自宅に住む人がいなくなった場合、遺骨をどうするか事前に決めておく。
  3. 親族間の理解
     「なぜお墓に納めないのか?」という疑問に対し、十分に説明して合意形成をしておく。

手元供養の選び方

  1. ライフスタイルに合わせる
     ・毎日見える場所に置きたい → ミニ仏壇/骨壺
     ・常に身につけたい → ペンダント/アクセサリー
  2. デザイン性を重視する
     インテリアに馴染むモダンなタイプや、ジュエリー風デザインも人気。
  3. 費用の目安を決める
     予算3万円以内 → 骨壺/カプセルタイプ
     予算10万円以上 → ミニ仏壇/デザイン性の高いもの

お墓や費用でお困りではありませんか?

新しい供養先を決める前に、今の墓地を片付ける**「墓じまい」**が必要です。 お寺とのトラブルや、費用、手続きに不安がある方は、専門家への無料相談がおすすめです。 今あるお墓の撤去や、新しい供養先の検討まで、まとめてサポートしてくれます。

お墓のミキワの墓じまい(無料行政代行)


手元供養グッズの例(アフィリエイト導線)

※ここにA8.netの提携先を紹介可能です

  • メモリアルペンダント
     → 遺骨を納められるシルバー/ゴールドのアクセサリー
  • ミニ骨壺
     → 陶器製やガラス製で、インテリアにもなじむ
  • モダン仏壇セット
     → 写真立て・お花立て・ろうそく立てが一体型になったデザイン

👇 「おすすめ手元供養グッズ3選」こちらから👇


まとめ

手元供養は、墓じまい後やお墓に納骨しない選択をしたい方にとって、身近で自由な供養方法です。
費用も比較的安く、アクセサリーやインテリアとしても自然に取り入れられるため、現代のライフスタイルに合った供養といえます。

ただし、親族間の合意や将来的な遺骨の扱いについては慎重に考えておきましょう。

👉 関連記事もチェック


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「はじめまして。当ブログでは、墓じまいに関する正しい知識と最新の情報をわかりやすく発信しています。改葬許可証の手続きや閉眼供養の流れ、費用の相場や注意点など、初めての方でも安心して進められるよう専門的な視点でまとめています。ご家族にとって大切なお墓のことだからこそ、後悔のない選択ができるようにサポートしてまいります。」

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次